先日,衆院補選が三カ所であった。
そして三カ所とも,自民党敗北という結果になったそうである。
そして三カ所とも,立憲民主党の候補者が当選したそうである。
で,それでどうなるというのだろう?
それで社会が変わるのか,改善するのか,はなはだ疑問である。
自民党にしても,野党にしても,信頼に足る政治を行っているのか。この人なら総理になって欲しいという人が,与党にも野党にもいないのではないか。政治理念のかけらもない,ただ権謀術数に長けた,既得権益にしがみつこうとする卑しい人物が,国会議員の中にたくさんいるのではないか。
今回の選挙で特に印象に残ったのは,東京15区の選挙である。
結果は立憲民主党の勝利。これは地盤の強さを感じた。そしてなんと2番目に多く票を獲得したのは某元格闘家なのである。彼は政治をどれだけ語れるのだろうか。そして投票率40%。結局地盤の固さかポピュリズムなのである。
唯一救いなのは,日本保守党の候補が第4位だったこと。つい数ヶ月前にできた,まだ正式に政党として認められていない日本保守党の候補が健闘したことである。この候補の演説は決してぶれることなく一貫性があり,よかったと思っている。
私は決して保守派ではないが,しかし,この候補こそ,政治理念を持ち,信念を持って行動できると感じた。まず,人として信頼できるか,なのである。まさしく本当の意味での保守派だと思った。
このような本当の意味での保守派と,本当の意味での反保守派が,国会で論争し,素晴らしい政策をどんどん打ち立てていって欲しい。そのためには,既得権益にしがみついて離さない,なれ合いの政党では絶対ダメだ!
そして,国家百年の計である「教育」を大きく変えていってほしい。
失われた30年というが,失われた原因の一つが「教育」だ。教育がダメな国に未来はない。未来を見据えた改革が,今こそ必要なのである。