なぜか体調を崩し,一昨日より自宅にいるようにしている。
頭痛,鼻水,関節痛,倦怠感,喉の痛みなど。しかし,発熱はないようである。
現役時代は,1年に何回も高熱を発した。または,微熱が何週間も続くこともあった。とにかく私は,ストレスや疲れがたまると発熱しやすい体質だった。
30代のころ,40度を超える高熱となり,入院したこともある。そのときは,扁桃腺を切り,約1ヶ月学校を休んだ。
熱が出ようが学校はある。基本的に,なかなか休めない。私が休むと,誰かが私の授業の補欠に出ることになる。また,私は学担が多かったので,朝の短活,給食指導,そして終礼を他の教師がやらなければならない。
だからなかなか休めないことになる。結果,熱があろうが出勤する場合も多くなる。
本当につらかった。とてもしんどいのに,生徒には笑って接する。生き生きとしていなければならない。そしてさらにストレスがたまる事件がどんどん起きていく。結果,症状はなかなかよくならない。
ダメ教師ながらも,よく,定年まで我慢したと,自分ながらにそう思う。
3月まで勤めていた学校も,忙しい学校だった。やはり,時々体調を崩して休む先生が他にもいた。いまだに学校は,業務内容がとても多く,しかも生徒や保護者相手にストレスがたまるできごとがとても多い。働き方改革とかいっているが,現場はなかなか変わらない。
定額働かせ放題はもうやめて,教師の労働状況を改善していくことが,学校にとっても,保護者にとっても,社会にとっても,いいことにつながると思うのだが。